しなの鉄道の坂城駅にある油槽所へは、1日に最大3本の石油列車が根岸からやって来ます。
この油槽所で働くスイッチャーを過去に撮影した時のキロク。
1日最大3本と書いたのは1本目と2本目が曜日指定運休列車だからです。
運休日はその年によって変わり、2015年は金・土曜日が運休となっています。
油槽所は石油列車が到着・発車列車がないと動きが無いので注意が必要ですね。
私が記録した時は数年前だったので日・月曜日運休と今とは異なった為、土曜日の朝イチ着列車を狙いました。
7:40過ぎに石油列車が到着しました。
到着次第、本務機のEH200は切り離されて左隣の線へ転線します。
テクノさかき駅寄りにある、建屋からスイッチャーが出てきます。
転線をして、留置してあるタキ車に連結します。
連結後タキ車の半分の両数のみを引き上げて、荷役線一番奥に入換で持って行きます。
石油の抜き取り作業が開始されました。
スイッチャーは残りのタキ車を迎えに戻ります。
同じ要領で、残りのタキ車を先程タキ車を据え付けた荷役線の隣に据え付けます。
据え付けが完了したら、スイッチャーは奥の荷役線に移動し、本務機のEH200は入線した時の線に再度移動します。
石油抜き取り完了後の返空貨車組成に備えての為です。
朝イチの作業はこれにてひと段落です。
因みにスイッチャーには予備機が留置されておりました。