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2012年 10月 27日

青森・秋田遠征~鉄道撮影記―その2

【前日の様子】
 白沢~陣場での「あけぼの」と弘南鉄道を撮影した1日目。
撮影後は大館駅近くのホテルに宿泊し、翌日は小坂駅で開催された鉄道まつりに参加しました。
普段は見れない小坂駅内が見れるので楽しみです。
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車で大館から小坂駅まで1時間かかるかかからないか程度の道のりでした。
途中から小坂鉄道跡と並走しますが、とても良いシチュエーションの連続で
現役時代に来てみたかったと痛感仕切りでした・・。

そんなこんなで小坂駅着。この日無事に晴れてくれて一安心です。
小坂駅手前の廃線跡。良い具合に草が茂ってます。
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小坂駅を正面より。地方私鉄らしい、木造の駅舎がそそられますね。
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早速、中へ。ちなみにこの日は参加料100円でした。
中は自由に見れますし、しかもお土産のファイルなども頂いてしまい、本当に100円でよかったのか逆に申し訳なくなるほどでした。関係者の方々有難うございました。

再び駅を眺めます。出札口と石造りのホームは模型にしたい好ましい感じです。
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この日の展示車両はDLとキ100、ホキやモーターカーなどでした。残念ながら気動車は見れませんでしたが、いずれは気動車も展示できるように整備していきたいとのこと。今後の楽しみが増えました。

まずはホームに停めてあるDD132より見てみましょう。
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小坂の貨物というと自分はコレ(DD130)を思い浮かべます。
DD130は重連総括制御が付いているので、重連や3重連の姿はお馴染みですね。

小坂鉄道のDLの特徴の一つといえば、運転台がDD51のように前後に付いている点でしょう。
本線列車であることを主張しています。
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よって、運転台側の正面窓が拡大されています。これは他のDLも共通です。

ちなみに側面の塗り分けはこんな具合です。
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汽車製造の銘盤もなかなか見れなくなってきました。
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次にお隣に停めてあります、キ100とDD13-556を眺めました。
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小坂鉄道にはターンテーブルがありません。
ですので、キ100は方転できないので、小坂⇒大館での片道でしかラッセル出来ず、
そのために後年はジャッキで方転可能な排雪モーターカーの使用がメインになってしまったそうで。。

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キ100をグルリと眺めました。以前米子で見た以来で、まじかで眺めたのははじめてです。
グリーンに塗装してありますが、意外と似合っていてかっこいいです。見ちゃうと河合のNゲージを塗り替えたくなってきます。

キ100と連結してあるDD13-556です。
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この車両はDD130と違い、片上鉄道からの移籍車両です。
国鉄カラーであったり、カクいボンネットの形状が他の車両と異なりますが、この車両は唯一のインタークーラー(吸気冷却器)付き。そのために他車よりも100PS高い、600PSのエンジン出力を誇ります。
吸気冷却器が付いた分、ボンネットのラジエータ部が片側400mm伸びたために、全長が800mm長いです。
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DD13-556はDD130と異なり、総括制御なしなので、他車との重連時は協調運転になります。
そのためか、はたまた高出力だからなのかラッセル車運転時はよく使われたみたいです。

続いて奥のホキとDD133を。
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先ほどのDD132と同じみたいです。スノープラウが付くと機関車は表情が引き締まりますね。

ホキには小坂鉄道のマークが付いてます。
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車庫見学にも行きました。
表は一見普通の車庫ですが・・。
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中は木造車庫!DD131と2軸のトラが留置されているのも相まって、タイムスリップしたかのようでした。
これは良い・・。
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排雪モーターカーも入っていました。
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DD131はボンネット横を開けて、エンジンが見れます。其々の箇所に部品名称が書かれていて分かりやすい展示でした。
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その奥にはDLのエンジン、DMF31SBが鎮座。
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ピストンの比較。一番右がDMS31SBのもの。真ん中が大型トラックで、一番左が2stのバイク用。
こう見ますと如何にエンジンが大きいか分かります。。
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車庫見学のほかにはモーターカーの体験乗車も行われていました。
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最後に小坂鉄道のマークを載せてみます。
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模型に使えそうです♪

こんな具合で見てきました。
お昼前まで見学し、あとは東北道⇒阿武隈道⇒常磐道で帰ってきました。
千葉まで約8時間でつけてほっと一息。
最後に、お誘い頂きましたK様、ありがとうございました。

by r32-trainworld | 2012-10-27 22:23 | 鉄道撮影記


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