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2012年 03月 18日

【Nゲージ】キハ32

一月前ぐらいにマイクロエースから発売されたキハ32。
ちょこっといじって遊んでみました。
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キハ32は国鉄末期に現在のJR四国へ投入された気動車です。
分割民営化に際し、経営が厳しくなるであろう、北海道、四国、九州には
民営化直前に様々な新車が優先的に投入されたのでした。
そのうちのひとつが今回のキハ32。

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新車、といっても台車や変速機といった駆動系部品は廃車から発生した部品を再利用されましたが、
軽量・ハイパワーの新型直噴エンジン(旧新潟鉄工製DMF13HS。元々舶用エンジンを鉄道用に転用したのが始まり。現在でも新潟エンジンの主力13シリーズの初期物。ただ、今回は廃車から再利用した駆動系の都合上、パワーはデチューンして搭載されました。)の採用や、軽量構造の車体に期間直結式クーラーの採用(自動車用のように走行機関から直接ベルト駆動でコンプレッサーを動かすことで、発電用エンジンと決別できました。)、コストダウン対策を図ったバス部品の流用など、現在につながる「重厚長大路線からの方向転換」といったターニングポイントになった車両のひとつといえましょう。

【Nゲージ】キハ32_d0181924_2047103.jpg


ちなみにこのキハ32、製造メーカー(富士重工と新潟鉄工)の違いによって、ライトの形状(新潟鉄工は丸型ですが、富士重工は角型)やサッシの色(新潟鉄工は黒色ですが、富士重工は銀色)など、メーカー差異が見られて楽しいです。(ただ、富士重工の角型ライトケースを外すと、中には新潟鉄工車両と同じ丸型ライトが出てくるらしいですw)

新製投入時は配置区によって色を分けた斜めストライプ塗装でしたが、後に全車が白に水色の四国色になり、最近では一両が海洋堂ホビートレインとなって、注目を集めています。


さて、本題。今回マイクロエースで発売されたのは、新潟鉄工車の丸型ライトの方。
塗装は初期の松山区で採用されたオレンジストライプと現在の四国色にパイプスカートつきの2種類。

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個人的にオレンジストライプの新潟鉄工車がストライクゾーンだったので、購入。
しかし、店頭で見かけた四国色も印刷がきれいだったので2種類お買い上げと相成りました。

走らせた感想は、とにかく低速が良く効いてスムーズ!
プロポーションも抜群で、これは大当たりでしょう。

パイプスカートがうまくついていなくて床下が微妙に反っていたり、台車からにじんでくる液体グリースなどは気にしちゃいけませんし、何とでもなるので無問題です。

いじった箇所としては、カプラーです。
ノーマルではオレンジストライプのほうは台車マウントアーノルドにダミーカプラーの組み合わせ。
四国色のほうはボディマウントアーノルドにダミーカプラーの組み合わせです。

今回は全車台車マウントのカトーカプラーにしたかったので、アルファコンチネンタルエクスプレスのボディマウントTN化で余っていた元々のカプラーステーを追加流用。
ポン付けできる上に、アーノルド交換タイプのカトーカプラーをそのまま付けるといい感じの間隔になります。

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しかし部品不足だったので、四国色のほうはT車の片側のみをカトーカプラー化して妥協しました。

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オレンジストライプは全車カトーカプラー化。
本当は統一したい・・・正直、このカプラーステーを分売してほしいくらいです。

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カプラーをいじったら、国鉄気動車お約束の色んな形式混ぜ込ぜで遊びたいところです。
今回は手持ちの色んな気動車を混ぜ込んでみました、さすがにこんな編成は無かったと思いますが、あながちダウトでもないでしょう。

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新京成鉄道模型館にて。もうすぐ閉館みたいです・・。

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左からキハ65(KATO)+キハ47-0(エーダイ)+キハ20(KATO)+キハ32*2
KATOキハ20は色いれを行うと一気に化けます。今でも十二分に楽しめるでしょう。
エーダイキハ47は少し前まで唯一の0番台ということで貴重でしたね。
カプラー側を削り込めば、カトーカプラーも何とか押し込めます。
四国ということでキハ65をアクセントに入れてみました。

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現在の面白編成でしたらキハ185-3000+キハ32でしょうか。両方ともマイクロで統一できますね。

以下余談。
もうすぐ、鉄道コレクション15段がいよいよ登場ですね!
個人的にかなり楽しみなラインナップです。
ここにきてトミックスの2軸LE-Carが生きてきそうです。再販してくれないかな・・。

というのも、樽見鉄道では今回の鉄コレ15段のLE-CarⅡと初代2軸LE-Carは併決されて運用もされていたので、模型でも再現してみたいところです。

我が家では以前、有田鉄道のですが、カトーカプラー化してみました。
といっても、ドローバーが引っかかる突起を切って、アーノルド交換タイプのカトーカプラーを押し込んで、0.8mmピンバイスでカプラーと床下を貫通。その後、0.6mm位の真鍮線を差し込んで首振り化させました。

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意外とこんなでも何とかなってます。ピンバイスも真鍮線も100均調達。ビバ100均!

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by r32-trainworld | 2012-03-18 21:35 | 所有車両(Nゲージ)


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