r32の趣味のお部屋

r32tworld.exblog.jp
ブログトップ
2015年 11月 08日

四日市港の専用線。

今や数少なくなったセメント列車。
そのセメント列車の基地がある四日市港の専用線。
スイッチャーあり、入換有り、跳ね上げ橋ありと数多くの見どころを秘めている路線である。
今回は今まで数年にわたり撮りためたスイッチャーに焦点を当てて紹介してみたい。
d0181924_0123154.jpg

※撮影および見学は作業の邪魔にならなように注意!



四日市港の専用線は本線のセメント列車と連動している。

貨物時刻表では東藤原発富田経由のセメント列車は四日市駅の到着時刻までしか掲載されていないが、実際は四日市駅からかの有名な跳ね上げ橋を渡り四日市港までDD51牽引の実入り貨車が乗り入れる。

そこで返空貨車を引き連れてきたスイッチャーとバトンタッチして実入り貨車と返空貨車をバーターするのだ。

そしてDD51は返空貨車を引き連れて四日市駅に戻る。
同時にスイッチャーは実入りタキを引き連れてセメント基地であるセメントホッパーまで戻る。

よって、セメントホッパーから貨車をバトンタッチする分岐ポイント間はスイッチャーがピストン運行しているのだ。
位置関係は下図のようになる。今回はこの地図に沿って話してみたい。

d0181924_0263645.jpg


ちなみにスイッチャーが運転しているタイミングはDD51が四日市港に到着するタイミングに合わせている。
だいたい、基地であるセメントホッパーを発車するタイミングはDD51が四日市駅を発車するタイミングと同じ位のことが多い(あくまで目安だが)。

使用されているスイッチャーは現在白いカラーリングのDD452と赤いカラーリングのDD511。
以前はDD452と黄色いカラーリングのDD451であった。
2台を数週間?の単位で交互に使用しているようだ。

※写真によって牽引機が異なったり貨車の数量に差があるのは撮影日時が何度かに渡っている為なのでご了承願いたい。

それでは動きを時系列でみていく。

①セメントホッパーからの発車前
列車が運転されているかどうかを見るには発車前のセメントホッパーを覘くと判断が付く。
列車が組成されてアイドリングしていると発車前入換が近いのだ。
d0181924_0341045.jpg
d0181924_0341661.jpg




②セメントホッパーから分岐ポイントまで
発車が近くなると、専用線の沿線に設置された注意喚起を知らせるサイレンが鳴り響く。
そうこうしていると発車前入換を終えたセメント列車が専用線を走行して来る。
d0181924_0373916.jpg
d0181924_0374915.jpg

d0181924_0375518.jpg




③分岐ポイントで貨車をバーターする
分岐ポイントに到着。
d0181924_0453749.jpg

d0181924_0454582.jpg
d0181924_0455348.jpg
d0181924_0455862.jpg

貨車を切り離して単機で待機しているDD51を横目に、DD51に牽引されてきた実入りタキの隣の線に入線する。
スイッチャーは奥まで入線させた後に返空貨車を切り離して機廻しをして単機で先程の分岐ポイントに戻る。
そうすると待機していたDD51はスイッチャーが牽引してきた返空貨車に連結して来た道を戻っていく。
d0181924_0462955.jpg

その後、残った実入りタキに連結したスイッチャーは基地であるセメントホッパーに戻るのだ(一連の流れは是非とも実際に見て確認してほしい)。



④分岐ポイントからセメントホッパーへ
d0181924_049328.jpg

d0181924_0491264.jpg
d0181924_0491726.jpg

先程走行してきた専用線を戻る。
国道に面したケーブルタイプの遮断機を有する踏切を渡るのも今となっては珍しい。
d0181924_0494011.jpg
d0181924_0494536.jpg




⑤セメントホッパーへ到着・入換
d0181924_0533727.jpg

踏切を渡ると基地であるセメントホッパーに到着する。
d0181924_0534387.jpg
d0181924_0552589.jpg

d0181924_055537.jpg
d0181924_05613.jpg
d0181924_0561099.jpg
d0181924_056313.jpg
d0181924_056377.jpg

到着後、奥まで貨車を牽引させた後に切り離して機廻しする。
その後、貨車を二線ある荷役線のクラに分割・入換させて貨車のセメントをサイロに移すのだ。
d0181924_0592151.jpg

d0181924_0593278.jpg

d0181924_0594619.jpg
d0181924_101578.jpg
d0181924_1022100.jpg
d0181924_102857.jpg
d0181924_103388.jpg

荷役線に貨車を振り分けた後は作業が終了するまでスイッチャーはスタンバイとなる。
発車前入換に備えてあらかじめ転線しておく。
d0181924_135467.jpg
d0181924_14176.jpg
d0181924_14684.jpg



多くの写真で紹介させて頂いたが、一連の動きを見ているだけでもとても楽しい路線である。
是非とも末永く運用されてほしい路線である。
[PR]

by r32-trainworld | 2015-11-08 23:08 | 【専用線】太平洋セメント四日市


<< 南四日市の専用線。      田端運転所。 >>