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2013年 09月 21日

武州原谷にて鉱石詰め込み&編成突放を堪能する。(130831)

秩父鉄道の和銅黒谷駅と大野原駅間に存在する貨物駅である武州原谷駅。ここでは太平洋セメントの貨物列車への詰込み設備があり、国内の貨物駅ではなかなか見られなくなった突放、しかも此処だけでしか見られない機関車込みの編成丸ごとの突放が見られるユニークな駅です。
(なお、太平洋セメントの工場休転期間には貨物列車の運休が増加すると思われるので、訪問時は工場の稼働状況には十分ご注意くださいませ。)

今回はそんな武州原谷駅での入換を観察してきた記録です。
なお、入換観察に同行頂きましたroute-122様もブログ上にて詳細なレポートを書かれておられますので是非ご覧になって下さい。





まずは武州原谷駅の全景です。写真と共に下記の地図をご覧頂ければと思います。
なお地図には説明の便宜上、線名を付けましたが、正式なものではないので其処だけはご了承下さい。
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■三ヶ尻から武州原谷への送り込み列車

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石灰石列車は三ヶ尻-武州原谷と、三ヶ尻-影森の列車が設定されております。
武州原谷駅と影森駅(正確には影森駅から分岐している、三ノ輪鉱業所)に石灰石の詰込み設備がある関係ですが、影森発着便は、最近はかなり限定的になっているようで、確実に詰込みが見られるのは武州原谷駅となっているようです。
この日も朝の影森便は(影森発9:10の列車の詰込みを見るために、三ノ輪鉱業所へ8:20頃行った。)運休でしたが、その後向かった武州原谷駅では8:50前に既にホッパの詰込みを実施しており、どうやら朝の影森発が武州原谷発に変更されているようでした。
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■武州原谷駅での列車到着~詰込み~発車まで

今回観察した列車は午前の3本です。前述の通り、本来は影森駅での詰込み便を武州原谷駅に変更しております。

●武州原谷9:20発 (前日到着便 ・8:00過ぎ~詰込開始?)
●武州原谷10:30発(前日到着便 ・ 9:30頃~詰込開始)
●武州原谷12:08発(武州原谷10:23着便 ・ 10:40頃~詰込開始)

大体、到着~詰込み完了、発車待ちに至までは約50分位です。それでは写真で流れを追ってみたいと思います。
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今回は武州原谷10:30発の列車の流れを見てみます。


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まず、前日到着した列車は発着4番線に停まっています。なお、本線の発車待ち列車は1本目の9:20発です。


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空の列車は大野原方に進みます。なお、以前は両端に連結されていたオキフですが、和銅黒谷方のオキフが編成中間に組み込まれておりました(実際、推進運転時にオキフに操者さんが乗られるのは大野原方のみなので、これで問題無いのかもしれませんね)。


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そして、発着5番線に待機していたスイッチャーが編成の最後尾に連結。同時に本線の機関車は開放されます。


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スイッチャーは荷役線→引上線に向い、一番奥の荷役7番線に推進で進みます。同時に単機の本線機関車は発着線で待機。


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ホッパーまで推進させ、詰込み開始。ホッパーは4両前後の貨車を一度に詰込むことが出来るため、詰込みが終了したらその都度推進させて行きます。


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詰込み完了後、再び荷役7番線→引上線に向い、発着線に戻ってまいります。


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ここで一度スイッチャーは列車を離れ、本線機関車が代わりに連結されます。


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そして、本線機関車の前にスイッチャーがやってきて、大野原方に編成丸ごと推進し、突放!
突放の瞬間は本当に静かで、気がついたら列車が離れていっているのが印象的でした。
何故スイッチャーが突放する必要があるのか最初は疑問でしたが、どうやら発着線の大野原方の勾配が急で、本線機関車での推進が困難だから見たいですね。低速トルクに勝る内燃機関車の特性を上手く利用している運用でした。


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そして、列車は本線に行き、発車時刻が来るまで待機。そうしていると、3本目の返空列車がやってきました。
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■武州原谷を発車~三ヶ尻へ

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一連の詰込み作業を行った列車は三ヶ尻へ。長瀞の鉄橋付近では川遊びをしている人たちでとても賑わっていました。
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以上のような、とても興味深い動きが見れた武州原谷駅。
次回は三ヶ尻・影森の両駅も見てみたいですね。

入換観察に同行頂いたroute-122様、途中合流されましたI様、当日は有難うございました。
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by r32-trainworld | 2013-09-21 13:25 | 鉄道撮影記(私鉄)


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